捨てられたどうぶつ達と出会って丸10年が経ちました。

喜ばしいことではありませんが、NPO法人LOVE & PEACEで捨てられたどうぶつ達に携わって丸10年が経ちました。

元々、横道にそれた子ども達に寄り添って学校復帰や社会復帰のサポートをしていたLOVE & PEACEが人間の子ども達だけじゃなく、どうぶつ達を守る活動を始めたことに周りからは非難はされませんでしたが、お人好しにもほどがあると笑われました。

でも子ども達に命の大切さを伝えようと活動している団体が命を大切にできないことのほうがおかしいと説得をして現在の動物福祉部の原型のようなものを作りました。

最初から捨てられるどうぶつ達のことを知っていたわけではなく、ただ個人でうさぎをかわいがっているひとりの飼い主に過ぎませんでしたが、どうぶつ達の置かれている現状を知る機会があり、それを機に勉強会などに参加するようになったのですが、その頃にお世話になっている方から「あなたはうさぎを飼っているんだろう?大阪府のセンターに保護されたうさぎがたくさんいるのだけど、職員は誰もうさぎのことがわからないので一度見に行ってほしい」と頼まれたことがきっかけとなり、大阪府のセンターに見学に行くことになりました。

JRの駅からバスに乗ってさらに50分ほど山道を登っていくとても辺鄙な場所に大阪府動物一時保護センターがあります。このセンターは犬以外の小動物が収容されていました。

猫が中心ですが、うさぎ・モルモット・フェレット・ハムスター・爬虫類など。

そこで初めて会った捨てられて保護されたといううさぎ達の部屋に入ってびっくり。

錆びついたケージに穴の空いたすのこ。ごはんには虫が舞い、漬物樽に糞尿を溜めていたので強烈な匂い。

これはひどいと勝手に掃除を始め、次の週には新しいケージや飼育用品を持ち込んで新しくしてしまいました。

そんなことを勝手にしたもんだから帰りに大阪府庁からお叱りの電話をいただきました。勝手なことはしないでくれと。そりゃそうですわ。

初めて行った時はとてもアウェイな雰囲気で「何しにきたんだ」というオーラを感じながらでしたが、職員さん達と信頼関係を作っていき、里親募集のお手伝いをさせていただくことになり、少しづつ職員さん達にも信頼していただけるようになり、センターにいる子達に新しい家族へのバトンをつなぐ役割の一端を担わせていただきました。

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↑センターから初めて里親さんの元へと巣立っていったピーターくんです。

暑い夏も強烈な雪が吹きすさぶ冬も、週に一度のペースでセンターに通い、里親候補の人を連れて行ったりしていました。

猫はボランティアさんがいたのでおまかせしていましたが、うさぎ以外の小動物達も里親さんへのバトンをつないでいきました。

その頃にお迎えしていただいた子達はもうほとんどみんな亡くなってしまっていますが、素晴らしいご縁をいただき、大切な財産となっています。

今は他の行政機関から引き取り依頼を受けるようになり、センターの子達は府の職員さん達におまかせしてしまってます。

大阪府も羽曳野市に新しいセンターを建設中ということで、そのセンターもなくなるようですが、センターに連れてこられる子達がいなくなることが一番だと思っています。

ペットショップやブリーダーなどの業者はもちろん、飼い主ひとりひとりが命を大切にすることを考えてくれたら不幸な子達もいなくなるはず。

そんなことを願いながら毎日どうぶつ達のお世話をしています。

でもたくさんの人達の頑張りで10年前とは行政の取り組みも大きく変わってきています。有無を言わさず殺処分という風潮はなくなりました。でもお金儲けのために繁殖する人達、安易に買って身勝手に捨てる人たちは相変わらずたくさんいます。

そんな人たちがいなくなって、人とどうぶつ達が共生できる社会にしていきたいということを願いながら10年を振り返ってみました。

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庭先に捨てられたダイヤくん関東からSAVE THE RABBITSにやってきました

昨年11月に埼玉県にあるご家庭の庭先に1匹のうさぎが捨てられ、捨てられたお宅の方からご相談をいただきました。

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《保護主の自宅庭で発見されたダイヤくん》



その時の写真では目が白濁しているように感じ栄養状態もよくなさそうだったので老うさぎではないか、ということと警察署の判断は捨てられた可能性が高いということでした。(その後、保護主さんが別の病院で診てもらったところ老うさぎではなくまだ仔うさぎだということがわかりました。)

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《保護主さんのお宅にて》

いろんなところに相談はされたようで動物福祉部の方にも相談をいただきました。
ただかなり遠方であるため、簡単に引き取るわけにもいかず、関東圏のうさぎを飼っているお知り合いの方にお願いしたところ、1ヶ月程度であれば、ということで引き受けていただくことができました。

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《保護主さんから一時預かりさんのお宅へ》

黒目の部分まで膜が覆っていて視界が遮られている状態で2~3か月もすれば角膜と癒着してしまう恐れがあり最悪視力がなくなってしまう可能性があるとのこと。手術をするなら早いほうがいいということでしたので、急きょ手術をしていただくことになりました。11月29日に手術を受け、黒目を覆っていた膜もほぼ目の周りすべてを切除することができたようできれいな黒目がでてきてくれました。

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《術後のダイヤくん》

ご支援をいただいた皆様のお気持ちが大きな助けになり、一時預かりをしていただいたご家庭にも本当にお世話になりました。




ここまではブログでもお知らせしていた通りです。



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《一時預かりさんのお宅にて》

12月10日にダイヤくん手術後の治療の関係でお迎えに伺う日が12月28日に決まりました。
預かり期間が一ヶ月限定だったので、できるだけ早くお迎えにあがるため予定を組み、それに合わせ関東でトライアル開始待ちだったファンシーラットのニコちゃんの里親さんにもその日にちに合わせていただきました。

そして、お迎えの日28日より数日前、一時預かりさんから
「わが家で迎えたい」というお申し出がありました。

そして本来お迎えに行くと予定を立てていた28日に里親希望者としてあらためて話をしていくことになり、うさぎのこたちゃんのトライアルに向かうAyaも予定をずらしてもらい、関東に出向くことになりました。



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《28日、初めて会うダイヤくん》

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《28日、初めて会うダイヤくん》

譲渡条件にもあるように、ご家族のみなさんが受け入れてご家族のみなさんで育ててほしいことをお伝えし、1ヶ月の間に環境を整えて、互いの信頼関係を作っていきましょう、となりました。

しかし、その後のダイヤくんの1日の様子があまり分からない、このままでは何の進展もないばかりか、トライアル自体がNGになってしまう。互いの気持ちが通じあわない。そんな状態が続きましたので、もう一度こちらの願い、連絡はこのようにしてほしいということをお話しをしご主人とも話し合ってほしいというふうにお伝えしました。



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《トライアル中のダイヤくん》




翌日の夜に里親希望者さんから電話がかかってきました。
こちらの思いをご理解いただけず辞退のお申し出がありました。
こちらの活動について根本的な思いが正しく伝わっておらず信頼関係を築くことができませんでした。





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《長時間の移動のあと事務局のケージに入った時。少しお疲れ顔》


まだ生後4.5ヶ月ほどのうさぎです。新しい環境で体調を崩さないかと心配もありましたが、初日から甘えるしぐさも見せ、とても愛くるしいお顔をしています。幼いうちに捨てられてしまい、環境が変わり、手術を受け、大阪までやってきたダイヤくんです。
ダイヤくんの幸せを願って優しい里親さんに出会えますよう祈るばかり。
みなさまのご協力引き続きよろしくお願いいたします。

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